よいこのおゆうぎ会
文化センターでよいこのおゆうぎ会を実施しました。皆様に、温かなご理解、ご協力をいただき、今年も無事、子どもたちに素敵な発表の場を設けることができました。誠にありがとうございました。
おゆうぎ会の最初は黄組さん。大きな舞台の上で大勢のお客さんに観ていただく中で発表するということは小さな子にとってとても大変なことです。まして黄組さんは初めてのおゆうぎ会。その緊張も一層大きかったことと思いますが、今まで練習してきたことを頑張って思い出しながら、一生懸命発表してくれました。器楽合奏では、「ともだち賛歌」「ドレミの歌」「こねこのパンやさん」の音楽に合わせ、打楽器の演奏を披露しました。どの楽器のお友達も上手にリズムが刻めていましたね♪舞踊や舞踊劇では、役や場面に合わせて体を大きく動かし、一生懸命踊る姿がとても可愛かったです。合唱では長いお歌の歌詞を最後までしっかりと覚え、可愛い歌声を聞かせてくれました。先生と一緒に踊った運動会から、自分たちの力だけで行うおゆうぎ会までわずか2ヵ月でしたが、本当に大きな成長を見せてくれました。
そして2番目の発表は赤組さん。合奏曲は、「花のワルツ」と「私のお気に入り」でした。どちらも名曲ですが、最初は3拍子のリズムを習得するのに苦戦していたお友達もいました。コツコツとあきらめずに練習を重ね、それぞれができるようになったかと思えば次は、「皆で合わせる」という課題に直面しました。しかし、みんなで気持ちを一つに集中して練習を重ね、本番では本当に素敵な合奏を披露してくれました。舞踊劇では、場面ごとの登場人物の気持ちをよく考えながら、全身を使って一生懸命表現していましたね。舞台袖で、「次は楽しい場面だよ。楽しく!」と確認し合う子どもたちの姿も見られました。合唱は、高音から低音まで音程を意識しながら、歌詞に合わせて明るい歌声を披露してくれました。
そして、最後は、今年が最後のおゆうぎ会となる白組さん。合奏曲は、「彼こそが海賊」「情熱大陸」でした。それぞれ難しい旋律やリズムがありましたが、その中でも強弱をしっかりと表現し、迫力のある演奏をしてくれました。原曲のようなかっこよさを出すためにテンポをアップしていく練習では、なかなか合わせることができなかったりと難しく感じることもあったかと思いますが、くじけずに努力し続け、最後はできるようになったこと、みんなで素敵な音楽を奏でられることを楽しみながら演奏している様子が印象的でした。舞踊劇では、場面に合わせて手足の動かし方や表情を変え、物語の世界観を見事に表現してくれました。それぞれが自分のよさを生かしながら全力で表現し、その力が合わさって本当に素敵な舞踊劇となりました。合唱では、歌詞の意味をかみしめながら一生懸命歌っている姿に感動し、またとても勇気づけられました。
おゆうぎ会では、全身を使って表現することを楽しみながらその物語や音楽のよさ、楽しさ、美しさ、悲しさなどを感じてもらうことを大切にしています。一つ一つのことに真剣に向き合っていかなければならない練習の時間には、大変なこともたくさんあったかと思いますが、最後まで皆、本当によく頑張りました。練習から本番までの過程で、それぞれの成長した姿をたくさん見ることができて私たちも嬉しかったです。素敵な思い出を自分の自信に変え、また新たな目標に向かって頑張りましょうね。
【黄組】
【赤組】
【白組】