よいこのおゆうぎ会

2025年12月13日(土)イベント

「よいこのおゆうぎ会」を実施しました。皆様に温かなご理解とご協力を賜り、今年も子どもたちに素晴らしい発表の場を設けることができましたこと、心より感謝申し上げます。

今年度は、例年より早い時期からインフルエンザが流行し、学級閉鎖を余儀なくされたクラスもありました。練習時間が限られる中、どの学年の子どもたちも本番に向けて懸命に取り組み、無事に当日を迎えることができました。

学年ごとに実施したおゆうぎ会のトップバッターをつとめた年少児の黄組さんは、初めての大舞台に緊張しながらも、練習の成果を思い出し、広い舞台で堂々と発表してくれました。舞台に立った時の嬉しそうな表情がとても印象的でした。器楽合奏では「ドロップスの歌」「公園に行きましょう」「クラリネットをこわしちゃった」を演奏し、リズム打ちで覚えた拍を音楽に合わせて上手に叩くことができました。舞踊や舞踊劇では、たくさん練習した踊りを思い出しながら一生懸命に踊る姿が可愛らしく、合唱では振りを交えながら長い曲を最後まで歌い切り、大きな成長を感じさせてくれました。

黄組さんの後は年中児、赤組さんの発表でした。合奏曲は「Ob-La-Di, Ob-La-Da」と「ルージュの伝言」です。主旋律を奏でる楽器が変わっていったり、複雑なリズムに挑戦したりと黄組では経験しなかった新しい課題に取り組みましたが、練習を重ねることで強弱も意識した豊かな演奏ができるようになっていきました。舞踊劇では役になり切り、動きや表情まで工夫して演じる姿が見られました。舞台袖でも友達の演技に合わせて楽しそうに踊る姿が微笑ましかったです。合唱では、初挑戦の英語曲「Open Shut Them」と、多様性を認め合う心を歌った「あおきいろ」を元気いっぱい歌い上げました。

そして最後の発表は年長児の白組さんでした。今年度の合奏曲は「カルメンより」と「エルクンバンチェロ」。それぞれ難しい部分に苦戦しながらも、諦めずに何度も、コツコツと練習を重ね、日々上達していく姿はとても頼もしかったです。本番では指揮者に集中し、クラスが一体となった素晴らしい演奏を届けてくれました。舞踊劇では張り切って自分の役を演じ、物語の世界を皆で作り上げようと、一人ひとり頑張っている姿がきらきらと輝いて見えました。合唱では「Jingle Bells」を発音や意味を意識して歌い、「小さな手」では優しさを分け合う温かなメッセージを、心を込めて丁寧に伝えてくれました。こども園での集大成にふさわしい感動的な舞台となりました。

おゆうぎ会を通して、子どもたちは素敵な音楽や歌、物語に触れながら、表現する喜びを学ぶことができました。周りを感じ、仲間と協力し、その中で自分の力を発揮していく経験は、子どもたちの心の成長に欠かせないものです。この学びを次の目標へとつなげ、さらに大きく成長していけるよう、これからも皆で頑張っていきたいと思います。本当によく頑張りました。

【黄組】合奏

【満3歳】ガンバラッパ☆ガンバル~ン

【黄1組】ブレーメンの音楽隊

【黄2組】おおかみと七ひきのこやぎ

【黄3組】ももたろう

【黄組】合唱

【赤組】合奏

【赤1組】ピノキオの冒険

【赤2組】こびとのくつやさん

【赤組】合唱

【白組】合奏

【白1組】オズの魔法使い

【白2組】ピーターパンのぼうけん物語

【白組】合唱